今回ご紹介する活動は「ケンケンパ」です！単純な遊びに見えますが、実は発達支援において様々なねらいがあるんですよ。ケンケンパの様子と、その目的やねらいについてご紹介します。

初めは簡単なコースをケンケンパで進んで往復する簡単なコースで行い、徐々に難易度を上げて、コースをジグザグにしたり、曲がるコースを作ったり、また床においてあるお手玉を拾ったりといろんなコースに挑戦しました。

ケンケンパを行うことで、片足跳び（ケン）、両足跳び（パ）という基本的な移動動作を繰り返すことで、バランス感覚や脚の筋力、全身の協調性を養います。特に、片足でバランスを取ることは、日常生活における歩行や階段の上り下りなど、様々な動作の基礎となります。また、枠の位置やコースの形状を認識し、次にどこに跳ぶかを判断することで、空間認知能力が育まれます。

最初のうちはバランスを崩したり、倒れてしまったりして悔しがる子どもたちが多くいました。回を重ねる毎に、あまりバランスを崩すこともなくゴールまで行けるようになってきました。ゴールした際にも笑顔でハイタッチをする子どもたちもいて、達成感や自信に繋がったように感じました。

今回のケンケンパの活動を通して、子どもたちが楽しみながら様々な力を身につけている様子を改めて感じることができました。今後も、遊びの中に発達支援の要素を取り入れ、子どもたちの成長をサポートしていきたいと思います。

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